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帰宅後の動線を考える―毎日の暮らしをスムーズに心地よく―

🏡帰宅後の動線を考えた家づくり

―毎日の暮らしを、もっとスムーズに心地よく―

家づくりを考えるとき、「間取り」や「収納」、「デザイン」などに注目しがちですが、実は見落とされやすいのが“動線(どうせん)”です。
特に、帰宅後の動線をしっかり考えることで、暮らしの快適さがぐんと変わります。

仕事や学校、買い物から帰ってきてからの「動き」を想像してみましょう。
玄関に入り、靴を脱ぎ、荷物を置いて、手を洗い、着替え、リビングでほっと一息――。
この一連の流れがスムーズにできる家は、日々のストレスを大きく減らしてくれるのです。


🚪1.玄関からリビングまでのスムーズな動線

まず大切なのは、玄関からリビングまでの流れです。
家族全員が毎日通る場所だからこそ、「動きやすさ」と「片付けやすさ」を両立させたいですね。

例えば、

  • 帰ってすぐにコートを掛けられる玄関クローク

  • 靴や傘、カバンをまとめて収納できるシューズクローク

  • 買い物袋をキッチンに直行できる裏動線

こうした工夫があるだけで、玄関が散らかりにくく、生活感を上手に隠せます。

また、最近は玄関から洗面所へ直行できる間取りも人気です。
外から帰ってきてすぐに手洗い・うがいができるため、衛生的でお子さんのいるご家庭にもおすすめです。


🧴2.「手洗い動線」で清潔を保つ

感染症対策や花粉、ペットの散歩後などを考えると、「帰宅→すぐ手洗い」が自然にできる動線は理想的です。

たとえば――
玄関のすぐ横や廊下の一角にコンパクトな洗面台を設けるだけでも便利です。
おしゃれな手洗いボウルを選べば、インテリアのアクセントにもなります。

洗面台を玄関に近づけることで、「帰ったらまず手を洗う」という習慣が自然に身につき、家全体の清潔感も保てます。


🧥3.帰宅後の「着替え動線」を整える

意外と重要なのが、着替えの動線です。
リビングに入る前に部屋着に着替えられると、家の中が汚れにくく、よりリラックスした時間が過ごせます。

おすすめは、

  • 玄関から洗面→脱衣室→クローゼット→リビングへつながる回遊動線

  • ファミリークローゼットを玄関・廊下側に配置して帰宅→着替え→洗濯→収納を一連に完結

こうした工夫で、帰宅後の流れがスムーズになり、家事の効率もアップします。


🧺4.家事動線と連動させる工夫

帰宅動線は、家事動線とつながっています。
たとえば買い物帰り、重たい荷物を抱えて長い廊下を歩くのは大変ですよね。

玄関からキッチンに直接つながる**「ただいま動線」+「買い物動線」**を計画しておくと、荷物をすぐに冷蔵庫や収納棚に片付けられます。

また、洗濯スペースを脱衣室のすぐ近くに配置したり、洗面所とクローゼットをつなげたりすることで、「脱ぐ・洗う・干す・しまう」が短い距離で完結します。


🏠5.家族みんなに優しい動線計画

動線設計は、大人だけでなく、子どもや高齢の方にも大切です。
帰宅後の動線をシンプルにすることで、子どもが自分で片付けやすくなり、転倒などのリスクも減らせます。

また、リタイア後を見据えてバリアフリーを意識した設計にしておくと、長く安心して暮らせます。
玄関から洗面、リビングへの段差をなくしたり、手すりを設けたりすると、日常の「帰る→くつろぐ」がより安全に。


🌿6.動線を整えることで生まれる「心のゆとり」

帰宅後の動線を考えた家は、単に便利なだけでなく、心のゆとりも生み出します。

散らかりにくい玄関、スムーズな手洗い、片付けやすい動線――
その一つひとつが、毎日の「ただいま」と「おかえり」をもっと心地よいものにしてくれます。

家族が自然と笑顔になれる、そんな住まいづくりの第一歩として、ぜひ“帰宅後の動線”を意識してみてください。


🪴まとめ

  • 玄関近くに収納・手洗いを設ける

  • 着替えや洗濯までの動線を短く

  • 家事や買い物動線とつなげて効率アップ

  • 将来を見据えた安心設計も忘れずに

家づくりで大切なのは、日々の暮らしをイメージすること
「帰ってきて、すぐにほっとできる家」――
そんな住まいを、一緒に考えてみませんか?

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