スタッフブログ
古民家に、もう一度、あかりを灯す
古民家に、もう一度、あかりを灯す
こんにちは。
地域に根ざした小さな一級建築士事務所です。
最近、「ご実家の古民家をどうしたらいいか悩んでいて……」といったご相談をよくいただきます。
思い出がたくさん詰まった建物。解体するのは寂しいし、かといって住むには寒くて暗くて不便。
そんなお悩みに、私たちは「古民家リフォーム」という形で、あたたかいご提案をしています。
■ 古民家リフォームでよくあるご相談
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土間や縁側を残しながら、断熱や耐震を強化したい
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キッチンやお風呂などの水回りを今の暮らしに合うよう改善したい
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二世帯住宅として使えるようにリノベーションしたい
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民泊やカフェなど、商業利用も視野に入れて検討したい
築50年、60年を超える木造住宅は、構造材に良い木が使われていることが多く、しっかりと手をかければ、現代の暮らしにも充分応えてくれます。
■ 残したいもの、変えたいもの
古民家リフォームでは、「なにを残すか」「なにを変えるか」をじっくり考えることが大切です。
たとえば…
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残したい:太い梁、漆喰の壁、古い欄間、障子のある和室
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変えたい:暗く寒い台所、段差の多い床、使いにくい間取り
こうした選択のひとつひとつを、丁寧にご相談しながら進めていきます。
設計と工事の間に入って、お施主さまの「思い出」と「これからの暮らし」の両方をつなぐ役割を果たすのが、私たちの仕事です
■ 快適さと安全性も忘れずに
古民家で気をつけたいのが「寒さ」「すきま風」「地震への備え」です。
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高性能な断熱材やサッシで、冬でも暖かく
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床下の湿気対策や耐震補強で、長く安心して住める家に
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バリアフリーの配慮で、将来も安心な暮らしへ
古民家特有の風合いを残しつつ、暮らしやすさはしっかり確保します。
「こんなに変わるんですね!」と驚かれるお客様も少なくありません。
「和モダンな玄関」
土間を残しながら、スッキリとした印象に
■ こんな方におすすめです
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空き家になっているご実家を活用したい方
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古い家を壊すことに抵抗がある方
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和の風情を残した住まいに住みたい方
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リフォームで資産価値を高めたい方
リフォームには費用もかかりますが、**再生することで得られる「家族のつながり」や「安心感」**は、それ以上に大きなものだと感じています。
「古民家を再生したカフェスペース」
家族の集まる場としても、地域との交流の場としても活用可能
最後に:未来につなぐリフォームを
「壊すか、残すか」ではなく、
「どうやって未来に残すか」へ。
私たちは、建築士として、
そしてこの地域に暮らす一員として、
大切な家を未来に受け継ぐお手伝いをしていきたいと考えています。
どうぞお気軽にご相談ください。
無料の現地調査も承っております。