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暮らしに寄り添った“心地よい平屋”が人気です。

15坪の平屋建て住宅が人気です。

最近、「15坪ほどのコンパクトな平屋住宅を建てたい」というご相談が増えています。
広すぎず、無理のないサイズ感で、自分たちらしい暮らしを楽しみたい。
そんな思いを持つ方々の間で、15坪の平屋が注目を集めています。

■ちょうどいい暮らしの広さ

15坪(約50㎡)というと、一般的には2人暮らし、または単身世帯にちょうどいい広さです。
「少し狭いのでは?」と思う方もいらっしゃいますが、実際には工夫次第で十分ゆとりのある空間をつくることができます。

廊下をできるだけ省き、LDKと寝室、水まわりをコンパクトにまとめれば、動線が短く暮らしやすい間取りになります。
リビングを中心に、寝室や洗面室へスムーズに移動できる動線は、家事も快適。
生活のすべてがワンフロアで完結するため、将来のバリアフリー対応にも安心です。

■平屋の魅力は「暮らしやすさ」

平屋の一番の魅力は、やはり「暮らしやすさ」です。
階段がないことで、毎日の移動がラクになり、掃除や洗濯といった家事もスムーズ。
また、家族の気配を感じやすく、どの部屋にいても声が届く距離感が心地よいのも特徴です。

近年はリタイア後のご夫婦を中心に、「今のうちに二階建てから平屋に建て替えたい」というご相談も多くなっています。
段差のない住まいは、将来の介護やリフォームにも柔軟に対応できます。
住み続けるほどに、その価値を感じられるのが平屋の魅力です。

■小さな家でも開放的に暮らす工夫

15坪というコンパクトな住まいを広く見せるポイントは、「光」と「つながり」です。
大きな窓を南側に配置して採光を取り入れたり、リビングとウッドデッキをフラットにつなげることで、外との一体感が生まれます。

また、天井を少し高くしたり、勾配天井にすることで視線が抜け、開放的な印象に。
間仕切りを最小限にして、必要なときだけ引き戸で仕切れるようにすれば、広さを感じながらプライバシーも確保できます。

収納も重要なポイントです。
壁面収納や床下収納など、使う場所に合わせた「適所収納」を計画することで、無駄なスペースを減らし、すっきりと暮らせる空間になります。


■暮らし方に合わせた間取り例

たとえば、次のような間取りが人気です。

  • 1LDK+ロフトタイプ
     リビングを広めに取り、天井を高くしてロフトスペースを設ければ、収納や趣味部屋としても活用可能です。

  • 2LDKタイプ
     ご夫婦2人がゆったり暮らすなら、寝室ともう1部屋を設けると来客や在宅ワークにも対応できます。

  • 中庭付きプラン
     室内から外を感じられる小さな中庭を設けると、採光と通風が良くなり、自然を身近に感じる暮らしが叶います。

いずれのプランも、動線が短く、毎日の生活が快適。
コンパクトながら“自分たちサイズ”の暮らしが実現します。


■建てるなら「質」にこだわりたい

小さな家こそ、素材や断熱性能、窓の配置など、ひとつひとつの質が暮らしの快適さを左右します。
断熱性能を高めれば、冷暖房効率が良くなり、光熱費も抑えられます。
また、無垢材の床や漆喰の壁など、自然素材を取り入れることで、小さな家でも豊かな空気感が生まれます。

限られた空間だからこそ、建築士と一緒にじっくりと設計を考えることで、長く愛着を持てる住まいになります。


■これからの時代に合った“ちょうどいい住まい”

物価上昇やエネルギー価格の高騰などを背景に、「身の丈に合った暮らし」を選ぶ方が増えています。
無理に大きな家を建てるよりも、必要なものを見極め、自分たちに本当に必要な空間をつくる。
それが、これからの住まいのあり方かもしれません。

15坪の平屋住宅は、そんな“これからの暮らし方”にぴったりです。
小さくても、心地よく、美しく。
家族が笑顔で過ごせる空間は、広さではなく「設計」と「暮らし方」で決まります。


■まとめ

15坪の平屋住宅は、コンパクトながらも、工夫次第でゆとりある暮らしを叶えることができます。
シンプルで機能的、そして将来も安心して住み続けられる住まい。
それが今、人気を集めている理由です。

「大きな家ではなく、自分たちにちょうどいい家を建てたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度、15坪の平屋という選択肢を検討してみてください。
私たち建築士が、暮らしに寄り添った“心地よい平屋”をご提案いたします。

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